【高山厚子】空飛ぶあっちゃんの 自由発想沖縄料理 〜食は笑顔を運び心を紡ぐ〜 第1回

えっ? ヘチマって食べられるの? 生でも美味しい!

ゴーヤーとナーベーラーは、沖縄では夏野菜の二大王様

「ヘチマって、あかこすりでしょ!」。
「食べられるの???」。
アキソミヨーナー。デージヤサ-。ナーベーラーは、ね、沖縄では、なくてはならない野菜だよ」。
「ナーベーラーってなに?」。
「ヘチマのことサ、沖縄ではナーベーラーっていうの」。
沖縄では、ゴーヤーとナーベーラーは、夏野菜の二大王様ですぞ! と主張し、ゴーヤー料理とナーベーラー料理を広めて15年以上の75歳の沖縄ばばちゃんです。宜しく!

緑のカーテン運動をきっかけに、料理から緑のカーテンを広めるため本を出版

実は、緑のカーテン運動(窓辺につる性の植物を育て、部屋の温度を下げる環境活動)が、勤務していた板橋区からスタートした時、「待てよ、この知恵、沖縄のものでしょうよ。幼いころのクーラーのない時代、西陽の当たる所にナーベーラーやゴーヤー棚があり、その下の木陰でママゴトしたり、おとう達は囲碁をしたり、おばあたちはゆんたくしていた」と思い出し、「よし、それなら、料理から緑のカーテンを広めよう」と、本の帯に『えっ? ヘチマって食べられるの?』と、堂々と掲げて見境もなく自費出版。

でもそれには、現職の校長時代、全国や海外へ環境教育を発信していた土台がありました。当初、緑のカーテンの主流は、ゴーヤー、ナーベーラー、琉球朝顔等でした。まだ、ゴーヤーもそれほど店頭に並んでいない頃です。以後、沖縄の健康食材や、ゴーヤー、ナーベーラーを担いで全国で講演や料理教室を展開。一方では、群馬県館林市等のゴーヤー産地を応援。今では、ゴーヤーは沖縄のものではなくなり、夏野菜として市場に定着。苦いがうまい、栄養価が高い野菜として人気。感無量である。

しかしですぞ! ゴーヤー料理を広めた時、必ず、ナーベーラーを10本ほど持参し、ウブサーや生で刺身にして食べてもらったのです。皆さんが口を揃えて、「ナーベーラー美味しい、どこで売っているの?」なんです。この夏も、茨城県日立で2か所、板橋の学校や自宅料理教室で、夫が埼玉の所沢で育てたナーベーラー料理を取り上げたら、同じ答えなんです。「ナーベーラー大好き!」という方も増えました。

インターネットに憤慨! ヘチマは生でも美味しく食べられる

インターネットで調べたら、「キューリと違って、ヘチマは生では食べられません」と、堂々と書かれているのにも憤慨。まず、沖縄の人に「生でも美味しいよ」と知ってもらおうと、沖縄の講演終了後、ナーベーラーを刺身にして食べてもらったら「目にうろこさ~」と、小・中学校の生徒や保護者や先生方がびっくり。居酒屋さんがさっそく取り入れたのです。勿論新聞にも書いたさ~。大分の聾学校では、ちんすこうより先に、ナーベーラーを口にしたのです。

自称ゴーヤー料理先生、自称ナーベーラー料理博士が、これから、沖縄の健康食材を取り入れた自由発想な料理を紹介します。沖縄の料理を扱う方必見ですぞ。私の料理心は、『食は笑顔を運び心を紡ぐ』であり、子供たちが美味しいという料理です。

(ハイサイ! ウチナータイム! 2018年10月号より再掲)

高山厚子
たかやまあつこ

1943年沖縄県旧羽地村(現在名護市)生。
名護高校・琉球大学卒。元東京都小学校校長。
沖縄料理研究家。修学旅行アドバイザー。
執筆、講演活動、料理教室(自宅&出張)などで全国を飛び回る。
NHKワールド・あさイチ等テレビ出演多数。
・琉球大学同窓会関東支部長
・著作『緑のカーテンの恵みを食べよう』他

アメブロ『空飛ぶあっちゃんのブログ』にて沖縄料理発信中
沖縄料理を学びたい人は、料理教室へご参加あれ!
有楽町線・副都心線平和台駅徒歩5分

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